WEM用新規車両 seikei 006 (仮名)
                   製作日記 9月〜 
10月の白浜に向けてやっと?新型車両を製作。

新型デザインも決まり、とりあえず1/1モックアップを製作しました。 
(9月1日)

今回はオス型等の製作にモデリングマシン(MDX-500)  (9月4日〜)
                                      を使用、数十個のブロックに分けて削って行きます 
 動画1(ミラフォーム)
動画2(ウレタン)
       ↑動画が見れます         





上の写真はオス型ではなく、アンダーカウルの肉厚を稼ぐため
ミラフォームを厚さ10mmで削ったもの。
アンダーカウルのみで約26分割、一つの加工にかかる時間は
約2時間30分
手作業ではかなり難しい作業でもマシンなら
24時間フル稼動!土日も使って4日で完成!?

でも

そんなに上手くはいかないものでやっぱり機械もお疲れ??ご機嫌ななめな時もあります。
(9月7日)
モックアップにてドライバーが乗れる事を確認。カウルの製作を開始。
深夜の学校、今日は月と火星のコラボレーション。でも静か過ぎてなんだか怖い。。(T T)
作業が遅くなる原因はこれ!

あっと言う間に刃が錆びてしまいました。(写真左)

それから刃物に溶けたミラフォームがこびり付いて、これが削らなくていいところも削ってくれちちゃったりしてやり直しに!!(写真右)


(9月9日)
アンダーカウルのコア部の切削加工もいよいよ終盤、ひたすら削り続けてカスも相当なもの!


右の写真は出来上がったパーツをとりあえず組んでみたところです。真ん中のパーツが無いのはRが付いていない場所のため10mm厚のミラフォームをそのまま利用(^^)v

(9月10日)
作業風景はこんな感じ。今までの体を使った作業とは正反対!
アンダーカウルのコア部の削りだしをひとまず終え、いよいよ1立方50kgのウレタンを使ったオス型の削りだしに入ります!カウルは上下2分割、アンダー・アッパーでおよそ80パーツ。今回は肉抜きする必要がないため一つのパーツにかかる時間は準備等を含めて約1時間弱(荒削り30分仕上げ20分)。(写真中央)

出来上がった1パーツがこちら(写真右) 
各パーツの接合部等の修正はあるものの、
0.1mm精度のオス型が作れます!(9月11日)
2003年モデルはフロントに14インチホイールを使用、今までの20インチホイールに比べ小さくなった為カウルのデザインもだいぶすっきりした物に出来ました。
アンダーカウルのコアではボールエンドミルを使用。今回のオス型の削り出しには刃先がフラットな物に交換しました。これによってより綺麗な面が出せるように!(写真左)


そして一日でアンダーカウルの1/3が出来上がりました。(写真右) 写真では分かりにくいですが、かなりキレイです!
                
(9月12日)
モデリングマシンを使ったウレタン削り出しの詳しい手順はこちら
今回、新型車両の製作に関わっているメンバーの写真はこちら
ここにきてオス型の削り出しもだいぶコツを掴んできました。ウレタンの切り出しも最初の頃に比べたら無駄のないものに。(写真左、よく見るとストラックアウト?)

ウレタンの固定にはテーブルの上に板を貼り付け、その上に置いています。(写真中央)

そして一番注意しなくてはならないのがモデリングマシンの原点合わせ!意外とこれが結構ややこしい。。。作業しているメンバーみんな一度は間違えてセットしてしまいやり直しをしています。(写真右)
アンダーカウルのオス型はほぼ完成!!(写真左) キレイの一言。パテ修正などの作業は必要ありません。

パーツとパーツの接着には2液混合タイプのエポキシ樹脂を使用予定。(写真右) 
                    
                     (9月14日
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